今から2万年〜1万5千年前、大平洋に『ムー』という文明が栄えました。
ムー大陸は、現在の日本から真南に向かった、『ジャカルタ』という島を中心にした、オーストラリア大陸の2倍程の巨大な大陸だったと言います。
ムーについては、諸説ありますが、1931年に、ジェームズ・チャーチワード という方が書かれた『失われたムー大陸』で、初めて、詳しく紹介されました。
1868年、イギリス陸軍の援護活動に従事していたジェームズ・チャーチワードは、インドの古僧院の地下から、ムー大陸の伝道師『ナアカル』によって、インドに運ばれた、『粘土板』を発見したのです。
ムー文明は、今から約1万7千年前、『ラ・ムー』という王が、国を統治していたとき、太陽信仰と太陽科学万能の最盛期を迎えていたと言われています。
『ラ・ムー』は、王であり、また、最高神官でもありました。
『ラ』は太陽、あるいは光を表し、『太陽の帝王ムー』、あるいは『ムーの光大王』という意味で、人々に称えられていました。
『ラ・ムー』は、巨大な霊能力の持ち主でしたので、神々と自由に交信し、霊天上界と直結した、祭政一致の政治を行っていました。
そのとき、『ラ・ムー』が説いていた教えを『太陽の法』と言います。
しかし、『ラ・ムー』没後2000年も立つと、その偉大な教えも形骸化され、怪し気な邪教がはびこり、今から約1万5千年前、ムー大陸は、大陸を覆った負のエネルギーの反作用によって、海中に没していきました。
しかし、一部の者は逃げ延びることができ、船で北上して、ベトナム人、日本人、中国人の源流になりました。
また、他にも、大平洋を渡って、南米アンデスの山(インカ)に住みついた人々、大西洋のアトランティス大陸へ新天地を求めていった人々がいました。
その後『ラ・ムー』の魂は、今から7000年前の 古代インカ帝国 に『王』として、2500年前のインドに、お釈迦さま として生まれ変わり、偉大な思想で、人類を導き続けているという説があります。